焚火初心者も焚火沼住民も、みんなが焚火を楽しむためには芝生や地面を大切にしないといけません。そんなときに使用するギアが「焚火シート(焚火台シート)」です。
焚火シートは主にグラスファイバー材とカーボンフェルト材の2種類に分けられます。
今回はグラスファイバーとカーボンフェルトそれぞれの特徴とメリットデメリット、
焚火シートの選び方についてご紹介します。
目次
グラスファイバーとカーボンフェルトどちらが良いの?
焚火シートを選ぶ際はサイズだけではなく使用されている素材に着目するのが必要です。
グラスファイバーは、強化ガラスなどでも使われる繊維性の素材で、安価で扱いやすい素材になっています。
カーボンフェルトは、カーボン(炭素)を原料にした繊維素材で、グラスファイバーよりも柔らかく軽量です。
グラスファイバーの焚火シートの特徴
グラスファイバーはガラス繊維の別名、その名の通り細かいガラスの繊維が含まれています。
メリット
価格が安い
カーボンフェルトと比較して安い値段のものが多いです。
耐熱性、耐久性が良い
火の粉や灰に強く丈夫です。
デメリット
チクチクする
ガラス繊維でできているため、グローブを着用せずに素手で焚火シートを触ると皮膚にガラス繊維がついてチクチクしてしまいます。
折りたたみづらい
素材が硬いために折りたたむのが少し面倒です。
カーボンフェルトの焚火シートの特徴
メリット
肌触りが良い
グラスファイバー製のデメリットにあったガラス繊維が肌についてチクチクという感じがないため安心というメリットがあります。
デメリット
耐久性に若干不安、掃除がしづらい
グラスファイバー製に比べて耐久性が低く、破れやほつれ、毛羽立ちが出てきます。また、フェルト生地についた燃えかすの灰が焚火シートにつくと取りづらいです。
焚火シートの選び方
焚火シートの素材
グラスファイバーとカーボンフェルトそれぞれの特徴を踏まえて商品を選ぶのが重要です。
焚火シートのサイズ
焚火シートのサイズは焚き火台の3~4倍が目安です。
焚火台のそばに斧やナイフなどを置いておけば大切なギアを無くさずに済みます。
四隅にハトメがあると便利
焚火シートの四隅にハトメがあるほうがペグで地面に留めておけるので風があっても安心です。
初心者にオススメの焚火シート
上記の特徴を踏まえたオススメの焚火シートです。
ロゴス焚火台シート
グラスファイバー製で安価なので、初心者さんの最初の一枚にオススメです。サイズも選べて、ペグ穴もあるロゴスブランドで安心です。
DODタキビバビデブー
少し小さめですが個性的な八角形です。カーキ色なので灰の汚れがあまり目立たないのが良いです。ペグ穴はありません。おしゃれ感に溢れています。両面シリコン加工でチクチク感を抑えてあり、使用後の掃除がしやすい設計も◎。
バンドック カーボンフェルト
カーボンフェルトの焚火シートはとにかく軽く、使い勝手がいいです。グラスファイバー製より丈夫さは落ちますが、値段も比較的安いものが多いです。