キャンプでコーヒーを飲むカップはさまざまありますが、ククサは格別なカップです。
手作りのククサは木目の表情がそれぞれ違い、すべて一点モノです。そのため大量生産品とは違い価格は安くはありません。木製のギアは経年変化を楽しめるのも良さなので、メンテナンスをしながら愛着を持って長く育てていきましょう。そのためのククサのメンテナンス方法をまとめています。
目次
ククサを長く使うためにはメンテナンスが必要
なぜククサにはメンテナンスが必要なの?
ククサは木製なので、メンテナンスをせずに使用していると水分を失い乾燥してしまいます。乾燥は、ひび割れを引き起こしてしまう危険性があります。そのため、適度なメンテナンスが必要になります。
ククサのメンテナンスの頻度は?
ククサが買った時より少し乾燥したようなパサパサした手触りになった、これをメンテナンスの目安にしてください。乾燥しているククサは、オイルメンテナンスするようにします。
また、ククサを長期間使わないようなら、オイルメンテナンスをしてから保管するようにしましょう。
ククサの洗い方、基本は水洗い
ククサの洗い方は木製の食器と同じで少量の中性洗剤で優しく洗ってあげることが必要です。汚れがあまりに酷くなければ、水洗いだけでも大丈夫です。
水に浸けっぱなしにしておくのはNG
翌日に洗おうと水に浸けっぱなししておくと、木が痛んだりカビが生えたりしてしまう恐れがあるのでNGです。
ククサのメンテナンスに必要な道具
ククサのメンテナンスを行うのに必要なのは、オイルです。
オイルの種類は植物性で、「くるみ油」や「あまに油」を使うのがおすすめです。コーヒーの邪魔にならない香りのオイルを選ぶことが重要です。
匂いとベタつきが少し気になりますが、オリーブオイルでも代用は可能です。
ククサのメンテナンス方法
ククサのメンテナンスは、とても簡単です。ククサを植物性の油分(クルミ油やあまに油)でコーティングして、乾燥から守ってあげましょう。
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ククサが乾燥した状態からスタート
ククサに余計な水分がついていないか確認してから、メンテナンスをはじめましょう。
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オイル(くるみ油)を全体に塗布
くるみ油を*適量ククサのなかに注ぎ、そのまま素手でククサ全体へと塗り広げていきます。
*オイルは少しずつ出して、足りなくなったらまた少し足すくらいにします。
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オイルを軽く拭いて乾燥させ完成
オイルが多く付いてしまった箇所や取手部分の隙間など、液だまりにならないように乾いた布で軽く拭いてあげます。あとは乾かせばメンテナンス終了です。
ククサのメンテナンス方法 まとめ
・ククサの日常の洗い方は水洗い
・水の浸けっぱなしや乾燥させすぎには要注意
・ククサはメンテナンスが大切
・メンテナンス オイルはくるみ油がおすすめ
ククサの1番の敵は乾燥です。適切なメンテナンスで味のあるククサを育てあげましょう!
焚火沼マキヲ
メンテナンスで渋いククサを育てましょう。