焚火に欠かせない大切なギア、それは焚火台です。直火以外の焚火の際は必ず使用する必要があります。
お気に入りの焚火台はメンテナンスして永く使いましょう。実際に愛用しているコールマンのファイヤーディスクソロを用いて、焚火台のメンテナンス手順を説明します。
目次
なぜ焚火台のメンテナンスが必要?
お気に入りの焚火台をより永く楽しむためというのが答えです。最近はガレージブランドから多く焚火台が出されていますが、高価な物が多くを占めます。そうなると、せっかくの焚火台と荒い使い方をせずとも傷みを気にする方は多いはず。
焚火台のメンテナンスは不必要で、一切しないという考えの人も多いようですが、だまされたと思って一度磨いてみて欲しいものです。
実際、メンテナンスをする方が大事にする気持ちが強いと思いませんか?
経年変化でより味のある焚火台に
使い込んで磨かれた鉄は、経年変化して良い味が出ます。焚火台も磨けば新品のときよりもさらにカッコ良くなります。
経年変化を楽しむには、やはりメンテナンスが大事になってきます。
焚火台メンテナンスはどこで行う?
焚火台メンテナンスの全工程にかかる時間はおよそ30分くらいなので、余裕があれば焚火から帰ってきてすぐでも行うようにしましょう。
1回の焚火でも汚れはかなりでますので、メンテナンスは場所は自宅のベランダや庭で、汚れてもいい格好で行うのがベストです。
どうしても室内で行う場合は、新聞紙やブルーシートで養生しましょう。お風呂場など汚れても掃除しやすい場所もベターです。
焚火台メンテナンスの頻度は3回に1回で充分
基本的には焚火台を使用し終わったあと、まずキャンプ場の炭捨て場で軽く灰やすす汚れを落とすようにします。
焚火台の隙間に入り込んだ灰やすすを落とすのはかなり難儀なので、自宅で行うようにします。
擦る・磨くという少しめんどくさい工程は、焚火3回につき1回の頻度で充分です。もちろん毎回使用後にメンテナンスしてもOKです。
焚火台メンテナンスのコツは「落とす」「擦る」「磨く」
焚火台メンテナンスに使う道具
基本的には焚火台メンテナンスに用いる道具はオールインワンになっているものを使います。
ガレージブランドから出された、パーツや細かいモノが多い焚火台などの場合は、スティック状のメンテナンス道具の方が便利です。
1.焚火台の炭・すす汚れを落とす
メンテナンス道具のスポンジの部分を使ってすすを集めるように優しく動かします。
2.焚火台を擦る
スポンジの部分では取り切れない頑固な汚れは金属ブラシ部分で少し強めに擦って落とします。
※焚火台をあまり傷つけないように気をつけながら行います。
3.焚火台を磨く
ここまでの工程で大半の汚れは取れましたが、もう一手間かけてさらに仕上げていきます。
研磨クリームを付けて、乾いた布で磨きます。
4.焚火台メンテナンス完成
見違えますね!焚火で焼けた部分はそのままに、灰をかぶって見えなくなっていたロゴが現れましたし、研磨クリームで磨いたのでツヤが出ました。
裏面はそこまで汚れていませんでしたが、少し擦ってあげました。金色のようなかっこいい焼け跡です。
焚火台メンテナンスのビフォーアフター
新品には出せない味のある焚火台へと変化しました。メンテナンスは心を無にしてできる作業なので気持ちいいですね。
焼き網のメンテナンス
ついでに網の隙間に入り込んだ汚れも落とします。基本的にはガシガシやっていきます。
頑固な汚れはスクレーパーで削ぎ落とすようにしてやると落ちます。ガシガシやるので端を滑らせてケガの内容に!
きれいになった写真は上記をご参考ください。若干写真で伝わりにくいのが残念ですが、ススやら固まった灰が落ちてきれいになりました。
焚火台メンテナンスのコツ まとめ
・メンテナンスを行う場所:基本的には自宅のベランダや庭など外で
・メンテナンスの頻度:焚火3回につき1回(毎回でも良い)
・メンテナンスが必要な理由:長く使い込むことで味のある焚火台にするため
・メンテナンスのコツは「落とす」「擦る」「磨く」
お気に入りの焚火台を永く大切に使って楽しい焚火ライフを!