なぜ焚火を見ているだけで癒されてしまうのでしょうか。ゆらゆらしている炎をただ眺めているのが好きという方、結構多いですよね。
それには「1/fゆらぎ」という科学的根拠に基づいた理由があって、それがリラックス効果や心地良さに繋がっています。
そんな焚火の「1/fゆらぎ」についてと焚き火によるメリット・デメリットをまとめました。
目次
1/fゆらぎはリラックス効果がある
焚火には科学的根拠に基づいた癒し効果があります。
1/fゆらぎとは何?
簡単にいうと、一定のリズムの規則性のなかに不規則が混在した心地の良い状態のことをいいます。
ちなみに1/fゆらぎを感じられるものとして「小鳥のさえずり」「川のせせらぎ(水の音)」「木目」「火のゆらめき」などがあげられます。自然界にはたくさんの1/fゆらぎがあります。
焚火=リラックス効果が期待できる
焚き火にも1/fゆらぎが存在しています。1/fゆらぎは焚き火のゆらゆらとした炎に感じることができます。それを見ることでリラックス効果があるのです。
焚火のメリット
虫除けになる
蚊などの小さな虫は焚火の煙を嫌うので、キャンプに行くのであれば焚火をすることはメリットになります。
贅沢な時間が楽しめる
都会の喧騒を離れてゆっくり焚き火を眺める時間、焚き火を前にして本を読む時間。とても贅沢だと感じませんか?
「なにもしない」「なにもかんがえない」「ただひとつのことに集中する」そんな大人の自由時間が楽しめます。
リラックスする・心を癒すためのツールになる
つまりこれが焚き火の最大のメリットです。1/fとか科学的な根拠はさておいて(?)とにもかくにも焚き火は癒しツールであるということです。日常から離れてゆっくりする時間を手に入れる理由としての「焚火」。それこそ、現代社会における焚き火の最大必要理由です。
焚火のデメリット
準備や過程に時間がかかる
焚火を楽しむためには、キャンプ場に行ったり(移動時間)焚火の準備をしたり(準備時間)と何かと時間がかかります。
高い山ほど登ったときは気持ちが良い
ただ、こうも考えられます。準備に時間がかかるほどワクワクする時間も長いですし、高い山ほど登ったときの気持ちの良さも格別、そんなところがあるのではないでしょうか。
他の趣味と同様にお金がかかる
こればかりは仕方がありません。薪や焚き火道具を買ったり焚き火ができる場所へ移動したりすれば、なんやかんやでお金がかかります。
慣れてくれば、あるもので焚き火を楽しむこともできます。初期費用だけ目をつむることにすれば低予算趣味かもしれません。
焚火沼マキヲ
しょうがないじゃないか、最新の焚き火ギアはすぐ欲しくなる。
煙の匂いが頭や体に付く
これは気になる人も多いと思います。焚き火の煙が服や頭に付くとしばらく匂いが取れませんね。また、煙が目に染みたりもしますね。つらいつらい。
煙の匂いも男の勲章だ
私は割り切って、「家に帰ってからも焚き火を楽しんでるみたいでヨシ!」そう考えることにしています。焚き火の匂いでまたすぐ「行きたい」スイッチがオンにもなってしまいますが。
それでも焚火に癒されに行く
少なからずデメリットもある焚火ですが、メリットの方がデメリットよりも大きいのは確実です。
(焚火に行こうと思うときはメリットやデメリットなんて考えずに焚火に行きたいから行くだけなんですけどね。)一応焚火には1/fゆらぎとか、こんなメリットやデメリットがあるよというお話でした。
焚火沼マキヲ
心癒される焚火とともにあらんことを。