「秘密のグリルちゃん」はDODのおもしろネーミングで、何が秘密やねんって感じなんですが、個人的にオススメできる焚火台なので秘密にしないで紹介していきます。
タイトルどおりコンパクトで持ち運び簡単。調理もできる焚火台、秘密のグリルちゃんのレビューです。
この焚火台は、薪や炭を載せる部分がメッシュになっていて、くるくる巻いて折りたたむことができ、収納は小さい筒状にまとまります。ベストでおすすめしたいのは、荷物のサイズ制限があるソロでのキャンプツーリングをする方です。
メッシュタイプの耐久性、交換の仕方についても記述しています。
目次
秘密のグリルちゃんレビュー
・ポケットに入るほどコンパクト
・メッシュタイプで軽い
・調理もできる焚火台
・安定性、耐久性はソコソコ
・メンテナンスで長く愛用できる
ポケットに入るほどコンパクトなメッシュタイプの焚火台
カバンの横ポケットに入るほどスリムなサイズです。公式のズボンのポケットに焚き火台を入れて持ち運ぶというシーンはありませんが…それほど小さいということです。
メッシュタイプの軽さは正義
とにかく軽いです。軽くて持ち運びがしやすいというのは焚火のハードルを下げますよね。
調理もできる焚火台
付け外しできる焼網がついており、焚火台にセットすることで手軽に調理用へと変身させることができます。
全面ではなく一部分だけ取り付けるということも可能なので、調理はしなくてもお湯を沸かしてカップラーメンを食べるということもできます。
途中からの焼網の付け外しはできない
当然ですが、火が入っている状態では焚き火台が熱を持ってしまっているので、焼網をつけるのは火傷の元です。なので、調理をする場合は始めからつけておく必要があります。
メンテナンスはまるごと洗って完了!
この焼網は一本ずつ着け外しができるので、隅々まで洗うことが可能です。
しかしながら、すすがつきやすいので片付けの際には手がかなり汚れます。グローブをして取り外す必要があります。
秘密のグリルちゃんの少し気になるところ
支柱が細く安定性に欠ける
支柱(4本の足)が細く安定性があまり良くありません。また、支柱が開ききっているのか若干わかりづらいです。開いていない状態だと倒壊する恐れがあるので、完全に開いているかしっかり確認してから焚き火をはじめましょう。
また、置く場所を平坦な地面を選んだり、作ったりするように対応すると良いでしょう。
2020年10月に改良がされて、安定性が増したようですが少し気にかけておくとベターです。
焼網のつけ外しがめんどくさい
焚火台の支柱に調理用の焼網をつけることができるのですが、1本1本つけるのがかなりめんどくさいです。加えて結構硬いので、つけ方に慣れても手間です。
めんどくさいが限界突破しそうなら、支柱だけセットして焼網の代わりに市販の網を乗せるのも手です。
メッシュ部分の耐久性は高くない
1000℃まで耐火の特殊メッシュとのことですが、ステンレスなどの鉄製に比べるとやはり耐久性は低いようです。
メッシュ網の交換方法
薪や炭を置くメッシュ網ですが、破れやほつれなど破損した際には交換できます。メッシュ部分が壊れたら捨てるのでは値段的には相応しくないので補修・交換して大切に使っていきましょう。
交換用メッシュの入手方法
DODの公式ストアでは「特殊耐熱メッシュ」という秘密のグリルちゃん用の交換メッシュが売っています。
交換方法
メッシュが固定されている部分のビスを外す。
交換用のメッシュが高いので代用品を使う
交換用のメッシュは2,000円オーバーと結構お高い値段です。なので、非推奨ですが別の製品をつけて代用することもできます。
まとめ
調理もできる焚火台ですが、焼網のつけ外しがめんどくさいので焚火と調理はセットと考えている人には毎回の手間を考えるとあまりオススメではないかもしれません。たま〜に調理もしたいという人でつけ外しを疎まない方には向いている焚火台です。
何よりこちらの推しは軽くて持ち運びに楽というところです。くるくるっと巻いて袋に詰めるだけなので出し入れも簡単です。使わないときのコンパクトさと、使うときの広々感のギャップで秘密のグリルちゃんがあなたのハートをがっちり掴むはずです!