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焚火をより良く楽しむための基本的なマナー

2 min

焚火を最大限に楽しむためには周りの自然と、環境に調和できる〈楽しみ方〉が必要とされます。

マナーを守って焚火を楽しむことは、キャンプ場を運営する人や他のキャンパーに迷惑をかけないということだけでなく、これから焚火を始めようとする人たちの場所づくりという面から見ても、とても大切なことなんじゃないかなと焚火沼は考えます。

だから、「マナーを守って、最高の焚火時間を満喫しましょう!」ってことを伝えていきます。

場所についてのマナー

焚火をする場所(キャンプ場など)のルールに従う

燃え残った薪や炭は炭灰捨て場などキャンプ場が指定する場所に捨てましょう。そのままにしておいて、炭や灰が自然に還ることはありません。親切な山の男が寂しい顔でお掃除してくれるだけです。

焚火で残った炭や薪は、ちゃんと消火できていれば家庭からでも不燃ゴミとして捨てられます。
詳しくは、お住まいの自治体のゴミ出しルールを確認してくださいね。

なので消火の際には火消し壺があると大変便利です。道具を揃えるとき、初めに準備しておくのがいいですね。

焚火ができる場所か事前に確認しておく

焚火をする場所が、焚火可能な場所か、直火禁止でないかなど、初めて行くところはもちろん下調べが必須です。

何を持っていけばいいか、何ができないかが分かっていれば準備もしやすいですし、何より現場での失敗を減らすことができスマートに焚火時間を楽しめます。

隣との距離は適切か

焚火する場所を決めるときは、隣との距離は近すぎないか、煙が流れていって迷惑をかけないかなど考える必要があります。

御近所トラブルを避けるためにも気にしておくといいですね。距離を取りすぎて制限区域を出てしまったということのないように。

後始末に関してのマナー

焚き逃げはしない、絶対

燃やし残した薪や、炭となった薪をそのまま放置して帰ることを「焚き逃げ」と呼びますが、絶対にやってはいけません。炭は土に還りませんので、キャンプ場の土壌を汚してしまいかねません。

焚火で癒しやリフレッシュする時間、自分を見つめる大切な時間を過ごしたのに、焚き逃げをしてしまってはその場所にそのときの自分まで捨てしまったようなものです。

後始末までしっかりとするのも焚火の醍醐味です。立つ鳥跡を濁さず、です。

さいごに

焚火を楽しむためのマナーを最低限持っていれば、それ以上とやかく言われることはありません。安心してください。

分からないことがあれば試しにちょっと話しかけて聞いてみてはいかがでしょうか。アウトドアショップの店員さんでもキャンプ場の管理人さんでも、きっと邪険に扱うことはないはずです。

みんなで楽しく焚火沼にはまって抜けなくなりましょう!